2007年11月7日水曜日

アディヴァシーの舞い ♪レラレラレ~ラ♪

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♪レラレラレ~ラ♪レラレラレ~ラ♪レラレラレ~ラ♪

アディヴァシーの女たちは、みな歌い踊り、そして歌い踊る。誰からともなく始まるでもなく始まって、少人数だった輪が徐々に大きくなる。アディヴァシー独特のリズムの取り方は、力いっぱい大地を這い、軽やかに大地をはじく。終わりのないスパイラルのように歌と踊りは繰り返される。男達もおどけて輪に加わる。ハイビスカスを耳に刺す者。ブーゲンビリアを髪に挿す者。男たちは自分に花を挿すことを恥ずかしがらずにできる。美しい花を挿した男たちと、天に届くような高い声を張り上げる女たち。どちらの美しさも、目も前でずっと回り踊る動きを見るうちに幻のように思えてきた。

タディ ~ヤシ酒~

 
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「乾季の2月から3月くらいの間、わしらは自慢のヤシ酒を朝から晩まで呑んで暮らすのさ。味だって樹によって違うものなんだ。あそこのは美味いとか、こっちのがいいとか。みんなよく知ってるものさ。
朝早くに、男達がヤシの樹にスルスルと登っていって、幹のことろにナイフでちょっとキズをつけるんだ。そこに竹筒を差し込んで、ゆっくりゆっくり、夕方まで一滴ずつヤシのジュースをいただくんだ。夕方になるころには充分に自然発酵して、とびっきりのタディができあがるってわけだ。これを子どもから年寄りまでみんなで呑むんだ。栄養がたっぷり採れて身体にもいい。でも、タディを採るのは男だけの誇り高い仕事なのさ」

歓迎 ~花びらの舞い~

 
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先住民族(アディヴァシー)の人々がここに暮らしている。ここは聖なるゴダヴァリ河にほど近いとある村。日本人グループの訪問に祝福の花びらが空に舞う。赤紫色のブーゲンビリアは、ひらひらと舞い落ちながら自らの色で祝福に代える。

ブーゲンビリア ~Bougainvillea~

 
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ブーゲンビリアは、灼熱のインドの大地に呼応するように咲き誇る。突き刺さる様な日差しの中でこそ、ブーゲンビリアは狂おしく咲き乱れる。その鮮やかな色は人を励まし、心に優しく微笑みかける。ブーゲンビリアの様に、インドの女たちは強く逞しく、そして優しい。